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2017年3月

今西のブログ、含キャンペーン情報

今日は寒いですが、皆さんお変わりありませんか?
最近僕は毎日(日中は)振り付けを作っています。

とても楽しい作業ですが、センスを問われる仕事ですので、普段から芸術性の優れた媒体(優れた本、映画、演劇、音楽、絵画)に触れるようにしています。

それで、今週の月曜日に、3回目の鑑賞となるLALA LANDに行って来ました。

流石に3回目だと飽きるかなと思いましたが、全く飽きずに、最後迄、エキサイティングな映画を楽しみしました。

今回はかなり細かい箇所を追って観たので、僕なりの視点で、チャド監督のメタファーを書かせて頂きます。

ネタバレ注意!!

【映画を観ていない人は、以下の文章はネタばれする為、読まないで下さい。】

1、ミアの恋人グレッグが初めて映像に登場した時、彼は鏡の中で登場しました。鏡での登場=現実世界ではない事の暗示。彼は(セブに心を奪われたミアにとっては)最早、彼女の世界には存在しない事を暗示しています。

2、ミアとセブの別れの暗示として、映画館閉鎖から始まり、サプライズディナーでのシーンでの口論と料理の失敗、ミアの1人芝居So Long Baltimorのタイトルの意味。

3、ミアは1人芝居の失敗で故郷に帰ります。(即ち過去に帰ります。セブと初めて出会ったハイウェイを通り)過去に戻ったミアを再び赤ちゃん=現在に復活させ、そして彼女の成功の牽引役になったのがセブです。
4、パリがミアと結婚するか、若しくは、結婚出来るキーワードになっているように僕には取れました。

以上ですが、あくまでの私見、僕なりの勝手な解釈ですので、気にしないで下さいね。

そして、只今ご入会される時に、LA LA LANDの映画の半券をお持ちになれば、500円オフのキャンペーンを行っておりますので、是非ご利用下さい。

それでは、又、稽古場でお待ちしております。

本と映画と舞台

皆さんお元気ですか?

只今僕は植村直己氏の北極圏1万2千キロを読んでいます。グリーンランドのヤコブスタウンからアメリカのコツビュー迄の植村氏の単独冒険の旅の模様が記された氏の日記をそのまま本に纏めた作品です。

零下40度の中犬橇を操っての旅は孤独で辛くそして危険な旅であったと想像されます。

まだ3分の1しか読んでいませんが橇と犬が新氷を割って海に沈みそうになったのですが植村氏が経験値に基づいた瞬間の危険回避行動で橇は沈む事なく犬も何とか助かり命拾いした箇所を読んだ時は手に汗を握り、思わずため息をついてしまいました。

この先如何なる困難が氏に待っているのかとても気になります。

さて最近素晴らしい2つの芸術に触れました。

1つは映画LA LA LANDです。

久し振りの心躍るミュージカル映画でとても感動しました。
衣装がとても華やかでそして綺麗でそして全てのダンスシーンも見事でした。(アステアとロジャーズのダンスを彷彿させるタップダンスのシーンも良かったです。)
チャゼル監督の作品は「セッション」「グランドピアノ 狙われた黒鍵」の2作品を観ましたが全てタイプの違う作品で監督の引き出しの多さに感服しています。

そしてジャズの蘊蓄の台詞には思わず嬉しくなりニヤリとしてしまいました。

映画のラストに歴史にIFがあったなら別な人生が展開していたかも知れない約15分のシーンには胸が苦しくなったのと同時に監督の見事な脚本と演出に感嘆しました。

早く監督の次の作品が観たいです。

そして2つ目は野田マップの「足跡姫」です。

この作品は僕の大好きだった歌舞伎役者中村勘三郎さんへのオマージュとして勘三郎さんの大親友であった野田秀樹さんの最新作です

華や粋を意識した歌舞伎を彷彿とさせる台本と演出はとても素晴らしかったです。

特に野田秀樹さんが一番凄かったです。
最後のシーンで妻夫木さんの独白の台詞「生きたい。」「舞台に立ちたい。」「18代目迄~」等々の言葉は勘三郎さんを思い出させて僕を泣かせました。

そして野田秀樹さんの並々ならぬ勘三郎さんへの思いが突きささるように僕に伝わりました。

野田秀樹さんへ。こんな素晴らしい作品を作ってくれて有り難うございます。

皆さん又稽古場へいらして下さい。

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